社葬は故人の功績をたたえることが目的の一つ

2017年03月26日
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社葬は、一般的な個人の葬儀とは違い、故人の死を弔い、悼むことがねらいで行われます。執り行う目的の一つとして、故人の功績を称えることです。特に、会社の発展に大きく貢献した方がなくなられた場合、会社をあげて葬儀を執り行い故人を称えるということはとても意味のあることです。一般的に会社の創業者や社長、会長などが亡くなった場合に社葬が執り行われるのは、その貢献度の高さからと言えます。また、故人を通して会社がこれまでお世話になった社外の関係者に、お礼の気持ちを伝えるというねらいもあります。

そのため社内の人間だけでなく、取引先企業の関係者や顧客などが多く参列します。故人を通してお礼の気持ちを伝えられる式を行うことが求められます。自分が会社の代表として参列する際には、会社の代表という自覚を持ち、マナーに十分気をつけることが大切です。そしてこれは、社外へのアピールという目的も含まれています。これには、故人が亡くなった後でも会社の今後の体制は磐石であることを知らしめたり、故人が亡くなった後も引き続き支援を求めたりするなどの役割も担っています。

したがって、企業の創立記念行事や式典などと同様に、重要な場であると考えている会社も少なくありません。社外へのアピールというねらいは、一般的な個人葬と大きな違いと言えます。会社の継続をアピールする機会であるという側面も確かにありますが、人の死を悼むという葬儀の本質を確認した上で執り行うということを念頭に置いておくことが重要です。

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